2011年1月31日月曜日

4、HMBAについて(将来計画書)その2:書き方フレームワーク

更新がものすごく遅れてしまいました。
年末に無事卒業論文を完成させ、実家の山口県に里帰りしてぐったり休んできました。
これからは簿記2級とTOEFLの勉強を始めるつもりです。

今回は、前々回の記事の加筆という形で②~④を書く際のアドバイスとフレームワークを描いていこうと思います。
もちろん理想は自分の目的意識とキャリアプランを明確に持ち、入学後の研究プランも具体的にイメージできていることです。そのような状態であれば、問題なくすらすら書いても受かると思います。極度にわかりにくい文章でなければ。
しかし、私が将来計画書を書いたときは、入って勉強しまくる討論しまくるレポート書きまくるという具合に素晴らしく曖昧な熱意しかありませんでした。そうした熱意を文章に落とし込むにはそれ相応の努力と時間が必要です。
その努力の手助けとして何か書く際のアドバイスと構成のフレームワークを書きたいと思います。

あと、将来計画書はどのくらい時間をかけて作ったか、という質問をいただきましたが、私の場合は上記のような状態からのスタートだったので約3週間~1か月かけて書きました。友人は提出期限1週間前に書き始め受かっていたので人それぞれです笑
ただし、小手先の表現で嘘をついても面接で必ずつっこまれ動揺するので、就活の様に自己分析をして、産みの苦しみを味わいながらじっくり書いていくことをおすすめします。


では本題へ入りますが、まず書く上で最も重視すべきが2点あり、「一貫性」と「具体性」です。
まず、一貫性とは全体に矛盾がないことを意味しますが、ここでの一貫性とは「将来のキャリアゴールのためのプランの中で、一橋大学大学院商学研究科を志望する動機、入学後の計画、修了後の計画に整合性があるか」です。
おかしな例かもしれないですが、たとえばキャリアゴールを人材育成のプロフェッショナルと設定している人が、入学後はM&Aの研究をして修了後は人材コンサルへ、というのは特別な説明がないと納得できません。(M&Aの際の組織構造変革のプロフェッショナルなど、これはこれで具体的すぎますがそれなりの経験からくる動機が必要なので、新卒学生には難しいでしょう。)
次に具体性ですが、これはキャリアゴールへの一連の計画が現実味を帯びているかを意味しています。